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Business & Solutions環境への取り組み
快適とは、周りの環境も快適であること。
快適とは、家の中だけでなく、周りの環境も快適であること、と考えます。
私たちは環境に配慮した住まいはもちろん、1999年「環境未来計画」を発表し、
生態系の保全、周辺環境との共生や工場・施工現場でのゼロエミッション達成など、環境への取り組みを継続して推進。
日本政府が定めた「エコ・ファースト企業」*に、業界で初めて認定されました。
ここでは私たちの考える「環境」について、大きく4つの切り口で
(「自然」「文化・地域の記憶」「資源循環」「人・コミュニティ」)、ご紹介しましょう。
*企業が環境保全に関する取り組みを約束し、
その企業が環境の分野で「先進的、独自的でかつ業界をリードする事業活動」を行っている企業であることを、
環境大臣が認定する日本の制度。
自然を守る
豊かで心地よい暮らしを実現するには、自然の循環と生態系の保全が不可欠です。
そのため積水ハウスは、植栽の際に地域の生態系に配慮した樹種選びを行っています。
地域の生物にとって活用可能性の高い在来種を積極的に採用し、
安定した供給体制を確保しながら、お客様に生き物と共生した暮らしを提案しています。
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5本の樹計画は、“3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域の在来樹種を”という、積水ハウスグループ独自の考え方で、各国の気候や風土に適した樹木を植えています。 -
地域本来の環境を保全するために、それまでにあった地形や既存樹木を残す開発を進めています。
資源循環の仕組みを開発する
積水ハウスは、早くから環境負荷ゼロをめざすゼロエミッションの住まいづくりに取り組んできました。
なかでも「グリーンファースト ゼロ」は快適性、経済性を兼ね備えながら、
断熱対策や太陽光発電などによって消費エネルギーの収支ゼロをめざす住宅。
全社をあげて普及を促進し、導入実績は93%(2022年度実績)
また生産からリフォームまでの全過程で発生する廃棄物のゼロエミッション活動も、継続して推進しています。
当社は、これらの環境配慮技術を多くの人に触れていただくため、体験型施設「ECO FIRST PARK」を開設しました。
高い断熱性と最新の省エネ設備、さらに太陽電池や燃料電池の創エネで「エネルギー収支ゼロ」をめざす未来型の住まいです。
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施工現場の廃棄物はICタグをつけて27種類に分類。資源循環センターでさらに80品目に分類し、100%リサイクルしています。 -
病院や公共施設にマイクログリッドで電力供給する、エコで災害に強い未来型の都市構想がはじまっています。
文化や歴史、景観を継承する
愛着を持って暮らせるコミュニティ。
ときが経つほどに美しい「経年美化」*のまち。
その風土と文化、慣習と一つになり、まちの財産となる環境を育てる。
これが私たちの考えるまちづくりです。
*経年美化とは、長く暮らすほどに、住まいが、そして街が輝くような暮らし。
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ヨットハーバーなど、特徴ある立地環境ではその景観を活かし、まち全体を一つの生活空間と捉えて一体となった開発を推進しています。 -
由緒ある街には伝統文化と現代様式の融合し、歴史的建造物はその姿を受け継げるようリノベーションをすることで、その地域ごとの文化や歴史との調和を図っています。
人とコミュニティを育む
家族をとりまく人同士の輪。
積水ハウスは、まちづくりにおいて、人々が集まれる場、子どもたちが安心して遊べる場所を、計画してきました。
また、世界の人々の暮らしと地域社会に関わる事業を営む私たちは、
よりよい活動として企業市民として様々な社会貢献活動を進めています。
企業理念の根本哲学「人間愛」を活動理念に、「住文化向上」「次世代育成」「環境配慮」を柱として、
ボランティア活動、NPO・NGOの協働・活動支援、教育支援活動など、
従業員一人ひとりが自発的に地域に根ざした活動を続けています。
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従業員と会社との共同寄付制度によって、ミャンマーの子どもたちに発電機付き大型深井戸を建設するなど、NPOの活動などを支援しています。 -
本社がある新梅田シティ(大阪市北区)の公開空地内では、毎年、近隣の子供たちによる、作物づくりの体験学習を実施しています。 -
永く住み継がれ、愛着を持って暮らせる住環境を実現するため、良質な地域コミュニティが生まれ、育ちやすい設計をまちづくりに盛り込んでいます。 -
積水ハウスは様々な地方自治体とともに、「5本の樹」計画の趣旨に沿った植林活動による森林の保全に取り組んでいます。